CoinPostで今最も読まれています

bitFlyerで「ふるさと納税」がもっとお得に|返礼品・ビットコインの二重取りも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)取引を行っている方々の中には、今年の投資利益を見込んで「ふるさと納税」を検討している方も多いかもしれません。「ふるさと納税」は、寄付金額に応じて所得税や住民税から控除される仕組みがあり、地域の特産品を返礼品として受け取ることができるため、多くの人に支持されています。

また、「ふるさと納税」を利用する際に、特定のキャンペーンや追加サービスを活用することで、さらにお得になる可能性があります。この記事では、暗号資産取引所bitFlyerが提供する独自のふるさと納税サービス「ビットコインをもらおう」に焦点を当て、その特徴と魅力を詳しく解説します。

目次
  1. bitFlyerとふるさと納税
    1. 国内最大手の仮想通貨取引所「bitFlyer」
    2. 誰でも簡単に節税できる「ふるさと納税」
  2. bitFlyer経由でふるさと納税、ビットコインを二重取りしよう
  3. bitFlyerがおすすめするふるさと納税サイト
    1. ふるさとプレミアム
    2. ふるさと本舗
    3. さとふる
        
  4. ビットコインを受け取る上での注意点
    1. 未付与のビットコインの取消
    2. 確定申告の必要性
  5. 節税しながらビットコインを保有しよう

bitFlyerとふるさと納税

本記事を読まれている方の中には、「bitFlyer」または「ふるさと納税」について、あまり知見がない方も多いのではないでしょうか。そのため、本題に入る前に、2つの概要や仕組みについて解説します。

国内最大手の仮想通貨取引所「bitFlyer」

bitFlyerは、国内最大級の仮想通貨取引所として知られ、22月末時点に総預かり資産が2,695 億円となりました。また、国内のビットコイン取引量は6年連続1位です。※1

特長として、22種類もの通貨を取り扱っており、ビットコインであればレバレッジ(証拠金)取引も対応してます。積立サービス、ステーキングなど、豊富なサービスを提供しており、bitFlyerユーザーであれば様々な仮想通貨取引を楽しむことができるでしょう。

※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

誰でも簡単に節税できる「ふるさと納税」

ふるさと納税と聞くと、「納税」の印象が強いですが、その実態は都道府県や市区町村への「寄付」に近いものです。自己負担金2,000円と寄付金を応援したい自治体に寄付することで、その寄付金額に応じて、翌年の所得税や住民税を一部控除できます。

また、税金の控除だけでなく、寄付金額に応じてお肉やお米、地域の特産品などを返礼品として受け取れるのです。このお得な「ふるさと納税」を利用することで、今以上に節税意欲が湧くのではないでしょうか。具体的な流れは、下記を参考にしてください。

出典:ふるさと本舗

bitFlyer経由でふるさと納税、ビットコインを二重取りしよう

bitFlyerでは「ビットコインをもらう」というサービスがあります。。このサービスでは、ユーザーが指定された広告をクリックし、ネットショッピング、旅行の予約、アンケートの回答などを行うことで、報酬としてビットコインを獲得できます。

さらに、このサービスは「ふるさと納税」にも対応。bitFlyerを通じてふるさと納税を申請することで、寄付金額に応じた一定レートのビットコインを受け取ることが可能です。これにより、ユーザーは通常のふるさと納税の返礼品を受け取りつつ、ビットコインという形での追加の報酬も得られるのです。

出典:bitFlyer

bitFlyerがおすすめするふるさと納税サイト

bitFlyerが提携するふるさと納税サービスのうち、報酬率が1%を上回るのは下記の3種類。各サービスごとに条件は異なり、bitFlyerの個人口座へ還元されるビットコイン量も異なります。(23年12月時点)

提携サイト一覧

ふるさとプレミアム
ふるさと本舗
さとふる

ふるさとプレミアム

特徴 オリコン顧客満足度調査にて1位に輝いたこともある大人気ふるさと納税サービスサイト。特産物だけではなく、家電関連の返礼品を多く取り扱っています。
ビットコイン還元率 商品価格の3.5%相当(23年12月時点)
獲得時期 最短40日

ふるさと本舗

特徴 ふるさと本舗は、飲食料品や定期便に特化したポータルサイトです。海や山で収穫し厳選した季節の食材や飲料が返礼品。
ビットコイン還元率 商品価格の3.3%(23年12月時点)
獲得時期 最短60日

さとふる

特徴 さとふるは、毎日更新のランキングや評価レビューを基に、返礼品を選ぶことができるふるさと納税サービスです。また、手続きが非常に簡単で、確定申告など分からない点は手厚いサポートを受けられる。
ビットコイン還元率 商品価格の1.3%
獲得時期 最短60日

ビットコインを受け取る上での注意点

ふるさと納税を通してビットコインをもらう場合、気を付けるべきことは「ビットコインの抹消」と「確定申告の必要性」です。

未付与のビットコインの取消

bitFlyerが公式サイトで提示している利用規約にて、第4条に「未付与ビットコインの取消」が記載されています。

当社の判断により、登録ユーザーが以下のいずれかの項目に該当する場合は、登録ユーザーの未付与ビットコイン残高から一部または全部を取り消すことが出来るものとします。また取り消された未付与ビットコイン残高に対し、当社は何らの補償も行わずまた一切の責任を負わないものとします。

  1. 2年間以上「ビットコインをもらう」を利用していない場合。
  2. ドメイン指定受信拒否などの操作により、当社からのメールを1週間以上、受信できない状態が継続した場合。
  3. 当社または加盟サイトに届け出た情報に事実と異なる内容があった場合。
  4. 成果に違反することその他不正な手段によってビットコインを取得した場合。
  5. 本規約又は「ご利用規約」に違反したと当社が判断した場合。
  6. システムの故障等により、通常付与される以上のビットコインが付与されていると合理的に判断出来る場合。
  7. 第三者になりすまして「ビットコインをもらう」を利用した場合。
  8. 登録ユーザー以外の第三者に自己の名義で「ビットコインをもらう」の利用をさせた場合。
  9. 複数のアカウントを作成した場合。
  10. 理由の如何にかかわらず、登録ユーザーの登録が取り消された場合(登録ユーザーが自ら登録を取り消した場合も含みます)。
  11. その他当社が登録ユーザーに付与されたビットコインを取り消すことが適当と判断した場合。

簡単に要約すると、提出した情報に不備があった場合や不正行為が発覚した場合、受け取ったビットコインが取消されるという内容です。その他にも、2年間当サービスを利用しない場合や利用規約の別条に反した場合には、取消対象になるため注意しましょう。

確定申告の必要性

ビットコインを受け取り長期的に保有した場合、ビットコインの市場価格が上昇するとそれに応じて運用益が発生します。現在の税制度では、仮想通貨の運用益は「雑所得」に分類され、「総合課税」の対象となります。

つまり、ふるさと納税でビットコインを受け取った場合においても、運用益は課税対象となり、確定申告を経て税金を納付しなければなりません。確定申告書では、給与所得などと合算し合計所得を算出した上で税金を計算します。

ただし、仮想通貨は法定通貨と取引(売却)した際に利益が一定額を超えると課税が発生するため、現物保有のままであればその年の所得として見なされません。普段から仮想通貨運用していない方には馴染みのないことですが、一定以上の利益が出た場合には納税は必ずしなければいけないので注意が必要です。

【確定申告特集1】知っておきたい仮想通貨にかかる税金を税理士が解説|Aerial Partners寄稿
ビットコイン・イーサリアムなど2020年度は仮想通貨市場が大きく盛り上がった年となりました。仮想通貨取引での所得について、どのような税金がかかるのか、税務に詳しくない方にもわかりやすく説明していきます。

節税しながらビットコインを保有しよう

本記事では、bitFlyerが提供するふるさと納税サービス「ビットコインをもらおう」を基に、ふるさと納税の概要や主な手続きのやり方、各種注意点について解説しました。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/03 金曜日
16:00
FSL開発の次世代ブロックチェーンMMOゲーム「Gas Hero」とは
Gas Hero(ガスヒーロー)とは、日本でもブームになったフィットネスアプリ「STEPN」を生み出したFind Satoshi Lab(FSL)が開発・運営し、2024年1月3日にリリースされたNFTゲームです。エコシステムの暗号資産(仮想通貨)はGMTを基盤としています。
15:00
コインベースQ1決算報告、総収益は前期比72%増の2500億円
米大手仮想通貨取引所コインベースは、2024年第1四半期(1月~3月)の決算報告書を公開。総収益は前期比72%増の16億3,700万ドル(2,507億円)で、前年同期の7億7,200万ドルと比較すると2.12倍と好調な滑り出しとなった。
14:20
金融大手BNPパリバ、ブラックロックのビットコイン現物ETFへの投資が判明
金融大手BNPパリバがブラックロックのビットコイン現物ETFを購入していたことが分かった。ブラックロックは今後新たな流入の波を予測している。
12:00
ビットコインおすすめ取引所、手数料・スプレッド・積立・レンディング機能など徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました
09:50
ソラナのゲームプラットフォーム「GameShift」、グーグルクラウドと提携
仮想通貨ソラナの開発を行うソラナラボは、独自Web3ゲームプラットフォーム「GameShift」とグーグルクラウドの提携を発表した。
05/02 木曜日
18:20
米マイクロストラテジー、ビットコイン利用の分散型IDを発表
米マイクロストラテジーは、ビットコインのチェーン上に構築された、企業向けの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表した。
14:00
米検察、ビットコイン売買のCashApp運営企業Blockを捜査か
ツイッター(現X)の共同創業者ジャック・ドーシー氏が立ち上げた金融テクノロジー企業Block Inc.が、コンプライアンス違反で米連邦検察当局からの捜査を受けていることが、米NBCニュースの報道から明らかになった。
13:00
「マイニング事業者の降伏迫る可能性」The Bitcoin Layer分析
ビットコインリサーチ企業The Bitcoin Layerは、ビットコイン価格下落などにより、マイニング事業者の利益が深刻に圧迫されていると分析した。
11:00
ビットコイン、BitVMXで高度なアプリ開発を実現へ
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上で高度なアプリ開発を実現する「BitVMX」がホワイトペーパーを公開。BitVMXは早ければ1年後にもローンチされる可能性がある。
10:00
「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO
ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは、仮想通貨ビットコインが今後2030年までに約5.9億円に達する可能性があるとの強気予測を披露した。
08:25
ブラックロック、Securitizeの73億円調達を主導
ブラックロックは今回の出資でSecuritizeの提携関係を強化していく格好だ。ブラックロックの他、オルタナティブ投資管理会社のHamilton Lane、ParaFi・キャピタル、Tradewebマーケッツもこのラウンドに参加した。
07:45
テザー社、24年1Qの利益が過去最高に
仮想通貨ビットコインへの投資も貢献し、ステーブルコイン発行企業テザー社の24年1Qの利益が45億ドル超となり過去最高に。同社は、初めてグループの純資産を報告した。
06:50
ETFや国・企業保有のビットコインは約27兆円規模=VanEck報告
ビットコインETF分野で、仮想通貨ビットコインを最も保有しているのはブラックロックのIBITで現在274,462 BTCを保有。企業の保有では、米マイクロストラテジーが最多で214,400 BTCを保有している。
06:15
FOMCで政策金利現状維持、ビットコイン一時59000ドル台回復
仮想通貨ビットコインは一時58,000ドル水準を回復。パウエル議長が「米経済は成長もしくはインフレでスタグフレーションは想定していない」とコメントしスタグフレーションへの懸念を後退させた。
05/01 水曜日
15:00
Bitwise最高投資責任者「米国でステーブルコイン法案可決なら、甚大な影響を及ぼし得る」
仮想通貨投資企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、米国議会が今年、包括的なステーブルコイン法案を可決する可能性に言及。実現した場合、仮想通貨の広範な普及という面で ビットコイン現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア